リハビリテーション科

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当院のリハビリプログラム

• 関節可動域運動（関節の可動域を維持・増大させ改善をはかる）
• 筋力増強運動（歩行、立ち上がり、起き上がり、寝返りの機能を回復）
• 持久力強化運動（平行棒を用いた歩行練習）
• 平衡感覚強化運動（視覚や聴覚によって運動方法を補助。大きな鏡を見て姿勢を矯正）
• 全身調整運動（筋力低下からの回復）

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リハビリテーションで行う治療

当院のリハビリテーションの目的

リハビリテーションには、理学療法士/作業療法士によって行われる運動療法(理学療法、作業療法)と、牽引や温熱、電気治療、低周波治療など各種リハビリ機器を使った物理療法があります。それらを組み合わせて痛みの軽減、機能の改善、日常生活への復帰を支援します。
痛みの原因には筋肉の固さや筋力のバランスが大きくかかわってきます。その原因がどこにあるのか見つけ、必要なストレッチや筋トレのメニューを考案します。自宅でのトレーニングも指導させていただきます。また、怪我や転倒を防ぐためには怪我をしない体づくりも重要になってきます。予防としてはバランス感覚や歩く姿勢を改善し、日常生活での良い習慣を身につけれるようにアドバイスいたします。

設備の紹介

体外衝撃波治療/超音波骨折治療器

ウォーターベッド

ウォーターベッド物理療法機は、水を利用して患者様の体を支え、体重を均等に分散することで圧力を軽減します。これにより、関節や筋肉にかかる負荷を軽減し、痛みの緩和や筋肉のリラックスを促進します。また、ウォーターベッドの温熱機能を活用することで、血流を促進し、筋肉や関節の柔軟性を向上させる効果も期待されます。

頸椎/腰椎牽引器

頸椎/腰椎牽引器は、脊椎にかかる負荷を軽減し、痛みの緩和や神経圧迫の改善を目的として使用される装置です。この装置は、頸椎（首の部分）または腰椎（腰の部分）に適用され、徐々に引っ張ることで椎間板や周囲の組織に働きかけます。

頚椎/腰椎牽引器の主な効果

• 椎間板や神経にかかる圧力を減少させることで、痛みの緩和を促進します。
• 脊椎の正しい位置や姿勢を維持することで、姿勢の改善や筋肉の緊張の緩和に役立ちます。
• 血流や栄養の供給を改善し、組織の修復や再生を促進します。

低周波治療器

低周波治療器は、痛みや不快感を和らげるために使用される治療装置です。この装置は、低周波電流を用いて身体の特定の部位に刺激を与え、筋肉の緊張を緩和し、血流を促進します。 低周波治療器の主な効果は、以下のようになります

• 痛みの緩和：低周波刺激によって、神経系が刺激され、痛みを感じる神経の活動が抑制されます。
• 筋肉の緊張緩和：低周波刺激によって筋肉の収縮が促進され、筋肉の緊張やこわばりが和らぎます。
• 血流促進：低周波刺激によって血管が拡張し、血流が改善され、組織の酸素や栄養の供給が増加します。

低周波治療器は、慢性的な痛みや怪我の回復、筋肉の強化、関節の可動域改善などに幅広く使用されています。また、安全で非侵襲的な治療法であり、多くの患者様に効果的な結果をもたらしています。

電気治療器

電気治療器は、微弱な電流を用いて筋肉や神経組織に刺激を与え、痛みや不快感を和らげるために使用される装置です。この治療法は、神経痛や筋肉の緊張、関節の炎症など、さまざまな症状の緩和に効果があります。

電気治療器の主な効果

• 痛みの緩和：微弱な電流が神経組織に働きかけ、痛みを感じる神経の活動を抑制します。
• 筋肉の緊張緩和：電流が筋肉を刺激し、緊張を和らげます。
• 血流促進：電気刺激によって血管が拡張し、血液循環が改善されます。 電気治療器は、非侵襲的で安全な治療法であり、多くの患者様に広く利用されています。また、治療中は患者様が安心してリラックスした状態で過ごすことができます。

ホットパック

ホットパックは、熱を利用して筋肉や関節の緊張を緩和し、痛みや不快感を和らげるために使用される治療法です。このパックは、特定の部位に直接当てることで、熱を身体に浸透させ、血流を促進し、筋肉の緊張を和らげます。

ホットパックの主な効果

• 筋肉の緊張緩和：熱を加えることで筋肉がリラックスし、緊張が和らぎます。
• 血流促進：熱によって血管が拡張し、血液循環が改善され、組織への酸素や栄養の供給が増加します。
• 痛みの緩和：筋肉の緊張が緩むことで、痛みや不快感が軽減されます。 ホットパックは、急性の筋肉痛や関節のこわばり、慢性的な痛みや炎症の緩和に効果的です。また、リラックス効果もあり、ストレスや疲労の軽減にも役立ちます。

リハビリを受ける前に

動きやすい服装でお越しください。体温調整できるように、脱ぎ着しやすい服装が望ましいです。 運動しやすい、履きなれた靴を着用ください。サンダルなど脱げやすい履き物は適しません。 水分補給用の飲み物（お茶・お水など）をご持参ください。 枕に敷いたり、汗を拭くために使用するタオルをご持参ください。

リハビリを行う際の注意事項

睡眠不足や風邪気味など、体調がすぐれない場合はお控えください。 準備体操や整理体操を忘れずに行いましょう。 リハビリ中に違和感が出た場合（胸痛、動悸、強い息切れ、冷や汗、筋肉関節の痛みなどの症状）はすぐにスタッフへお知らせください。 脱水に注意して、こまめに水分補給しましょう。