体外衝撃波治療/超音波骨折治療
体外衝撃波治療/超音波骨折治療
体外衝撃波治療とは
体外衝撃波とは、非侵襲的に組織の深部までエネルギーを伝播し、組織再生を促進する治療法です。体外衝撃波は1980年代に腎臓結石の治療に初めて使用され、その後その技術を応用して低エネルギーの衝撃波をさまざまな整形外科領域の様々な疾患に応用するようになりました。ヨーロッパを中心に普及し、低侵襲な治療法としてスポーツ選手にもよく用いられてます。
体外衝撃波は発生原理や波形によって、「集束型」と「拡散型」の2種類に分けられます。
当院で導入している「拡散型」は、リハビリテーションの一環として使用し、全ての症例が保険診療となります。
超音波骨折治療とは
当院では超音波骨折治療を採用しております。 従来の骨折の治療は、時間をかけて骨ができるのを待つばかりでした。 しかし近年、超音波を用いて短期間で骨折を治す技術「超音波骨折治療法」が開発されました。 超音波骨折治療は正式には「低出力超音波パルス治療」と言います。
英語ではLow Intensity Pulsed Ultra-Soundといい、略してLIPUSと呼んでいます。
骨折の治療に超音波骨折治療を用いると、用いなかった場合と比べて骨折の治療期間を約40%短縮できたとの学術データもあります。骨折部位に超音波を与えることによって骨の形成を促進し、早期の社会復帰・スポーツ復帰を目指します。